※2024年3月31日現在
当連結会計年度から、コンポーネンツ事業に含まれていたアクセサリー&デバイス製品の事業区分を見直し、自動車機器事業へ、同じくコンポーネンツ事業に含まれていた一部のUV(紫外光)を活用した製品の事業区分を見直し、電子応用製品事業へ変更いたしました。
以下の前期比較については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。


自動車機器事業

売上高

3,87475万円

営業利益

26026万円

主な事業内容

  • ヘッドランプ(LED・HID・ハロゲン)
  • リアコンビネーションランプ/ターンシグナルランプ
  • フォグランプ/自動車用バルブ(LED・電球)
  • 超小形電球

当セグメントにおける主な製品は、自動車用ランプ、二輪車用ランプ等です。
関連する市場の動向について、自動車生産台数は、アジア大洋州で横ばい、その他の地域で増加となり、世界全体では増加となりました。
二輪車生産台数は、米州、欧州、アジア大洋州で増加、日本と中国で減少となり、世界全体では横ばいとなりました。
このような市場環境のもと、当社グループの自動車機器事業は、自動車用ランプでは中国で一部に弱さがみられたものの、米州の販売は堅調に推移しました。また、二輪車用ランプは、総じて堅調に推移しました。営業利益については、生産革新による合理化効果があった一方で、一過性の費用として、過去の品質問題に関わる費用を計上した影響を受けました。
その結果、当連結会計年度における自動車機器事業の売上高は3,874億7千5百万円(前期比9.5%増)、営業利益は260億2千6百万円(前期比3.0%減)となりました。

コンポーネンツ事業

売上高

37963万円

営業利益

4214万円

主な事業内容

  • LED(紫外・可視光・赤外)/液晶表示デバイス
  • 光センサー/UV-CCL(紫外線冷陰極管)

当セグメントにおける主な製品は、LED、液晶等です。
関連する市場の動向については、車載市場及びLED照明市場は増加、AV家電市場は微減となりました。
このような市場環境のもと、当社グループのコンポーネンツ事業は、自動車生産台数は回復が進んでいるものの、得意先の在庫調整の影響により、車載用LEDが減少しました。また、部材調達費用が高騰したことによる影響を受けました。一方で、非可視光製品のビジネス拡大に注力し、受注を獲得しております。
その結果、当連結会計年度におけるコンポーネンツ事業の売上高は379億6千3百万円(前期比6.4%減)、営業利益は42億1千4百万円(前期比24.3%減)となりました。

電子応用製品事業

売上高

1,1902百万円

営業利益

13478百万円

主な事業内容

  • UV除菌製品/液晶用バックライトユニット
  • 操作パネル/LED照明(景観・道路等)
  • カメラ用ストロボ/車載用センサー/医療機器向け製品

当セグメントにおける主な製品は、液晶用バックライト、操作パネル、LED照明、電子基板等です。
関連する市場の動向については、OA市場が減少、PC・タブレット市場が微減となる一方で、車載インテリア市場及びLED照明市場は増加となりました。
このような市場環境のもと、当社グループの電子応用製品事業は、液晶用バックライトが減少した一方で、自動車生産台数の増加により自動車用ランプの制御等に用いる電子基板やパネル製品が増加しました。
その結果、当連結会計年度における電子応用製品事業の売上高は1,190億2百万円(前期比7.4%増)、営業利益は134億7千8百万円(前期比13.4%増)となりました。