紫外光の除菌テクノロジー
塩素に耐性のある菌にも効果的な深紫外線安心・安全な水を世界へ
SUPPLY
波長265nmで
世界最高レベルの
200mWを実現
水の除菌で注目を集める
深紫外LED
世界人口の増加に伴い、安全で清潔な水の確保が急務となっています。従来はフィルターや塩素による浄水が行われていましたが、塩素に耐性のある菌には効果がありませんでした。そこで注目を集めるのが、耐性のある菌にも強い深紫外線による水除菌です。スタンレーは除菌能力の高い高出力の深紫外LEDを開発しました。これまで除菌装置などの紫外光の応用機器に使う光源の主流であった水銀ランプを代替する光源として利用可能です。
深紫外LED除菌実験。測定条件(菌種:大腸菌/出力:40mw/照射距離:100mm/照射時間:120sec)塩素による消毒が効かない水中の病原微生物クリプトスポリジウムの除菌に効果が高い波長が265nmです。
実現させたのは、
窒化アルミニウム基板と
フォトニック構造
除菌効力が最も高い発光波長265nmで世界最高レベルの光出力200mWを実現。窒化アルミニウム基板を採用し、さらに基板裏面にフォトニック構造を構成したことで、世界最高レベルの光出力200mWを実現しました。既存の除菌用光源に比べコンパクトなので、機器の設計の自由度が高く、水銀フリーで環境にやさしい光源として、新たなアプリケーションへの展開が可能となります。
他のどの波長よりも高い除菌効果、
温度上昇に伴う出力の低下がありません
光による除菌は、薬品不使用で臭い残りがありません。人が口にする・触れる可能性がある場合や、食品・医薬など確実で高い除菌が必要な場合、子供やペットが居る環境に最適です。
265nm
200mW
L4.1
W4.1
H3.0 mm
アプリケーション
深紫外LED
水除菌用リアクター
独自の整流機構と配光技術で除菌性能を大幅に向上
スタンレー電気の水除菌用リアクターは独自の整流機構と自動車ランプで培った配光技術を組み合わせたことで深紫外光を効果的に水に照射することが可能となりました。従来のランプと比較した場合、水銀フリーを実現し環境負荷の低減、ON/OFF 点灯に強く長時間使用が可能、ウォームアップが不要で瞬時にパワーが得られる、というメリットがあり、今後の水除菌市場での用途が広がります。
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特長
除菌効果の高い、波長265nmの深紫外LED
整流機構による流速分布の均一化
配光制御による光利用効率向上 -
用途
- POU
- 蛇口浄水器、据置型浄水器、加湿器、便座洗浄水、ドリンクサーバーなど
- POE
- 住宅、マンション等の入口、小型商業施設など
- 産業
- 原料用水、洗浄用水など