スタンレー電気新本社屋レポート①

東京中目黒に昨年11月に完成したスタンレー電気新本社。

キーワードは「光の未来を切り拓くGLOBAL HEAD OFFICE」。
「コミュニケーション」「スピーディー」「ユニバーサル」をコンセプトにレイアウトされています。

今回はピカピカの社屋に潜入し、

新本社ビルの魅力からスタンレーならではの屋内・屋外照明のこだわりを徹底的に取材してきました。

まずはお決まりの鉄道を絡めた一枚、中目黒駅からスタート。

改札を出て山手通り沿いに10分くらい歩くと、目を引く洗練されたデザインの建物が。

形が段々となっているのが特徴的です。

この形にもちゃんと理由があり、

太陽光パネルが設置されていて自然エネルギーが活用されているからです。

まずは1階正面玄関から社内へ入ると、スタイリッシュで温かみのあるカウンターの受付がお出迎え。

 

館内照明はALL LED!

さらに全て自社製LED。

受付にもスタンレーのLEDが用いられています。

天井には珍しい楕円形の形をした細長いダウンライトがふんだんに使用されています。

受付カウンター下のライン状の照明は間接照明で均一につなぎ目なく綺麗に照らし出してくれます。

そして受付横にある印象的なオブジェ。
「時の重なり」

時間によってスポットライトの光の色温度と光の当て方も変わり、
様々な光と影のアートを楽しむことが出来ます。

(写真は午前11時頃の様子)

彫刻家で日本大学芸術学部教授の大槻孝之氏の作品。大槻氏はスタンレーの創業者・北野隆春が1975年に設立した(公財)北野生涯教育振興会の彫刻奨学金第一回生です。

様々な光と影のアートを楽しむことが出来ます。

受付横にはスタンレーの歴史を伝えるHISTORY ROOMが設置されています。

創業当時に作られた電球からこんなものまで作っていたのだという驚きのものまで、

100年に及ぶスタンレーの歴史を写真・展示品・映像と共に紹介しています。

さらに受付正面左にはお客様と面会や打ち合わせをするFUTURE ROOMがあります。

ライン照明に加えて絵を照らすダウンライトはまるで美術館にきたかのような錯覚に。

絵の雰囲気がとてもよく出ています。

そして丸いミラーボールのようなオブジェはセンサーとの組み合わせで人の動きを認識して様々な色に変化します。

光のオブジェ「ライトスカルプチャー」。世界的な照明デザイナー・石井幹子氏の作品です。

まさにLEDのテクノロジーと芸術作品のコラボです。

続いて、お昼時だったので個人的にもとても気になる5階社員食堂STANLEY CAFEへ。

天井の色温度4000Kの丸い間接照明がゆったりとした空間を作り出しています。

この雰囲気はLEDでないと出来ないもの、

スタンレーの技術がここにも詰まっていました。

私はスタンレー定食を頂きました。

お野菜たっぷりヘルシーで美味しかったです。

同じ食堂でも窓際のほうにあるRERAX AREAは照明の色温度も低く、

落ち着きがあり温かみのある空間、

リラックスしながら食事のできるスペースになっていました。

食堂にある売店STANLEY SHOPの棚にもLED照明が用いられています。

棚に陳列された商品を鮮やかにはっきり見ることができます。

ただしパンのほうの棚は少し物足りない感じがしました。

CEATECでパンを照明する展示で使用されていた、
新製品の色温度の低い照明の方がより美味しくみえるのではと思いました。

冷蔵庫の照明も黄色っぽい感じがします。

冬場はいいかもしれませんが、

夏は色温度が高めのほうがクールで冷たく冷えたドリンクに合うと思いました。

新本社は地下1階から7階まであります。

続いて地下1階から順に上がっていくことにしましょう。

地下1階は駐車場となっています。

富士スピードウェイのピットにも使用されていた四角いダウンライトと同じ、
ハイパワーLEDモジュールが天井にとりつけられています。

また天井だけでなく側面にもLED照明が。

駐車場も隅から隅までLED!!

抜かりなく「光」を意識した建物であることがよくわかります。

執務エリアの照明はこちら。

まっすぐ一直線に続くこの天井照明は、将来レイアウトが変更されどのようなレイアウトでも

同じ条件で仕事ができるように配慮されているのだそうです。
会議室も上の執務エリア同様、LED照明がライン状に配置されていました。

シャープな光のラインが会議室をスタイリッシュに演出しています。

そして、なにより驚いたのが2階から7階まで

社員同士の交流やリフレッシュスペースとして使用されるCOMMUNICATION HUB。

会社とは思えない近未来的な吹き抜けの空間に圧倒されました。

天井にはLED投光器にて光が投影され、

7色の光が四季のテーマにそって様々な色に変化しながら
光の動きとともに幻想的な空間を作り出してくれます。

これは必見です!!
石井幹子先生とスタンレーのコラボレーションから生まれた演出照明「Dynamic Theme-Zone」。

開放的な空間と設備が自由に社員同士の交流ができるように、

働きやすい環境作りがなされていることがここからもわかります。

執務エリアのお手洗いの照明ももちろん自社製、

女性用お手洗いは小物を入れておくことのできるロッカーが設置されている場所もあります。

こういった気遣いは女性にとってとても嬉しいですね。

また4階には女性多目的室があり、身だしなみを整えたり休むことのできるスペース、

搾乳室としても利用でき、出産後も女性が働きやすい環境が整っています。

そして、6階の役員エリアも見学。

5階までの雰囲気とはまた違い落ち着きのある洗練された空間が広がっています。

BORDROOM(役員会議室)。

調光式照明で細かく明るさも変えることができます。

会議の内容により、意識を集中できるように、
また逆にリフレッシュできるように等、
調光すると会議もスムーズに進行するのではないかと思いました。
さらには中目黒ルームという名前のついたこちらの会議室。

まるで高級マンションのリビングのような素敵なお部屋。

照明の色温度も先ほどの会議室よりも低く落ち着いた雰囲気となっています。

テラスからはSTANLEYの看板を間近に見ることができます。

夜になるとどう照らし出されるのか時間を置いて再度訪れることとします・・・

2013年1月取材